今回は“決算変更届 個人”の書き方について、ご説明いたします。
※大阪府を例にご説明しますが、
各自治体によって、書き方が変わる場合があるので、
必ず各自治体の手引きを確認してください。
“決算変更届 共通書式”に加えて
個人事業の場合は以下の書類も作成しなくてはいけません。
○ 貸借対照表
[青色申告決算書]または[収支内訳書]を元に作成
[青色申告決算書]または[収支内訳書]の記載科目と
[貸借対照表]の記載科目は必ずしも一致しません
簿記3級程度の知識が必要です
また資産の合計が負債と純資産の合計と一致しなくてはいけません
[貸借対照表]の“事業主利益”と
[損益計算書]の“事業主利益”が
一致しなくてはいけません
○ 損益計算書
こちらも[青色申告決算書]または[収支内訳書]を元に作成
[損益計算書]の“事業主利益”と
[貸借対照表]の“事業主利益”が
一致しなくてはいけません
※法人の[完成工事原価報告書]の書き方も参考にしてください
○ 所得税の確定申告書のうち税務署の受付印のある第一表の写し
※電子申請の場合は税務署の受信通知、
第一表に税務署の受付印がなく
第二表に税理士などの記名捺印がある場合は第二表も必要です
毎年の4月末までに提出しなくてはいけないので、
確定申告を済ませたら直ぐにとりかかってください。
わからないことがあれば“ヴィーノ行政書士事務所”までご相談ください。